2014年12月13日

修学旅行〜午後の部〜


標津町を後にして
約15分で峯浜(みねはま)町の
羅臼町郷土資料館にやってまいりました。

事前に連絡しておくことで学芸員さんが説明してくれます。

解説付きの約20分。
一気に時代は2000年以上も前の話へ〜

オホーツク文化はどこにいったのか?
擦文文化・アイヌ文化と
当時、対立したのか?仲良くしたのか?

土器からその時代にタイムスリップします

日本最古の銀製品.JPG

それから、羅臼町で出土した
日本最古の銀製品。

上が鉄の小刀で、
下がさやの装飾につかわれていたと考えられる銀製品のかけら

鉄の小刀 さやの飾り最古の銀製品.JPG

当時の日本には銀製品を作る技術がなかったので
ココに暮らしていた人々が
違う国と頻繁に貿易をしていたと考えられます。


そして、アメリカのスミソニアン博物館に
出張に出ていたこともある、
「熊頭注口木製槽(くまがしらちゅうこうもくせいそう)」です。

炭化木製品.JPG
熊の頭の形をしていて、
儀式のときなどに使われたほか、
さかさまにすると器になるので
酒を入れていたと考えられています。

さかさまにしたときにシャチの背びれの彫刻が
施されています。
アイヌの人々がカムイ(神)として敬ってきた
動物たちが、儀式に使う道具にあらわれています。

羅臼町郷土資料館には、
国の重要考古学資料に指定されているものもあります。


2階は、知床の人々の生活や動物の展示コーナーです。

鰊釜やかす絞り、
もっこ(荷物を運ぶ木のリュックのような道具)などなど

いきなり大盛り上がりです^0^

どうやって鰊を炊いたか
浜ならしの時にもっこで石運んだとか
もっこ 鰊かすしぼり 鰊釜.JPG
天方学芸員さんが1歩引いております^^;

一気に説明員が増えて 収拾不可能 笑

あちこちで道具の使い方説明が行われております^^
知恵の伝承.JPG

漁業コーナーの次は生活コーナー

薪を切り出したあと、どうやって運んだのか?
実際に薪きりをしていた世代の方たちが
道具を使いながら教えてくださり

コチラは動く状態で残っているのが
非常に珍しいといわれている

「自動販売機」
お金を入れるとアメが出てきます^^
今でも動く ぜんまい自動販売機.JPG

館内には昔の写真も多数展示されており、
一枚一枚見ていると、
おぉ〇〇さんとこの誰々だ!
これあそこだ!と昔話にはながさきます。

思い出話に花が咲く.JPG

私たち新しく入ってきた者にとって
今見えている羅臼が 羅臼のすべてじゃない
そう実感させられたのでした。


今の公民館下のT字路付近にあった「羅臼劇場」
公民館下のT字路に羅臼劇場.JPG
イカ釣りが終わったら日中から見に行く漁師さんもいて
いつもにぎわっていたそうです。

それから、みんなが人当てクイズをしている
一枚の写真がありました。
岬巡回指導の写真.JPG


夏休みに知床岬の方に昆布漁のために
移住する家庭の子ども達を巡回指導する先生の写真です。

わかりますか?
巡回指導.JPG

目を凝らして特徴を探し、意見を出し合い
何人か身元が判明し・・・

「これは『トッカリムイ』の巡回指導だ!」

という結論に至りました^^


昔子どもの頃昆布漁を手伝ったこと
どれだけ大変だったかを語れること

羅臼の人にとってとても重要な気がします。

羅臼昆布漁に携わることは
この町の通過儀礼のように思いました。


私も、少しずつですが羅臼昆布漁の
手伝いをするようになってから、
「羅臼の人に少し近づけた」と
思えるようになりました。


羅臼町郷土資料館の見学&意見交換会
非常に有意義でした。
昔の道具を使えるガイドさんがたくさん
いらっしゃることも収穫です。



羅臼の町に帰ってから・・・・
「昭和40年代のスケソ漁」の秘蔵映像の
上映会を行いました(#^.^#)

参加された方も、若いころのお姿で映っていました!

止めろ止めろ!巻き戻し巻き戻し!
とこれもまた大騒ぎ。
IMG_1192.JPG
右の赤い帽子の女性が
お嫁に来たばかりの岩瀬孝子さん


仕事を終えて駆けつけた人も加わって
全部で21名の鑑賞会^^

新たな体験メニューの案もたくさん出て、
将来につながる意見交換ができました!

本当に企画した私たちも本当に楽しかった。

人も産業も歴史も文化も宝の山です。


今回参加してくださった皆さん
ありがとうございました。
(五十音順)
猪狩 宏さん、石川 勝さん、石田 一美さん、井田 一昭さん、岩瀬 孝子さん、逢坂 春正さん、大野 貴史さん、後藤 菜生子さん、後藤 真紀さん、小林 広幸さん、新藤薫さん、菅原 史大さん、田中 英輔さん、中陳 文美枝さん、野田 成雄さん、長谷川 正人さん、本間 正子さん、湊 謙一さん、村椿 優子さん、四ッ屋 政義さん、米澤好光さん

今回参加できなかった皆さん、
ぜひ次回は一緒に行きましょう!
よろしくお願いいたします


鑑賞会の後、懇親深めていると
こんなご馳走の差し入れがありました

keiji.JPG

羅臼に住めてシアワセ











posted by いけみ at 12:32| Comment(0) | 名所 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。